「仕事何してるの?」
「グラフィックデザイナーです」
「…それってどんなデザイン?」もしくは「デザイナー?すごいね!(真顔)」
言うのが嫌になるほどわかってもらえない職種です。
ファッションデザイナー、インテリアデザイナー、WEBデザイナー…。数あるデザイナーの中でグラフィックデザインがイメージしにくい領域であることは確かです。
わかりやすい言い方があるのか考えてみました。
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では実際に何と言えば伝わるのでしょうか。
私がグラフィックデザイナーということを知らない人で検証しました。
「グラフィックデザイナーです」
わかる 1人 わからない 9人
「紙や画面などを通して目に見えるものを設計する人です」
わかる 2人 わからない 8人
「チラシやポスターなどの紙もののデザイナーです」
わかる 8人 わからない 2人
「ポートフォリオを見てください」
わかる 6人 わからない 4人
「紙もののデザイナー」というのが一番わかりやすいという結果になりました。
チラシ・ポスターといった具体例がわかりやすいのかもしれません。
ちなみに「わからない」というのはそれ以降にも質問が続き、別の表現が必要だった場合です。
一番わかってもらえると思っていたポートフォリオを見せても、このチラシの「何」を作ってるの?と聞かれてうまく説明できませんでした。中にはチラシ配り?と聞く人まででできて本当もう。。
グラフィックデザイナー人口と知名度が釣り合わなさ過ぎて悲しい限りです。
ただこの検証、各10人というのがなかなか多く、最後の方は私のことをよく知りもしない定食屋のお姉ちゃんや、近所のおばちゃんにまで聞いて回り、職業教えくて仕方ない気持ち悪い奴になっていたかもしれません。答える人からすれば「お前の職業興味ないし、そのカタカナなんやねん」と思われていたのかも。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。近所のおばちゃんはこのサイト見ることはないよね。でもここにお礼の気持ちを残しておくよ。。