デザイナーの給料が上がらない理由

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「デザイナーって給料安くて残業多くて、ブラックでしょ?」
「はい」
「給料?初任給から据え置きでもう7年目です」
「右に同じです」

こんな会話、もう言うのも聞くのも飽きましたので、
「なぜか」というところを少し掘り下げてみます。

 

給料未払いや遅延、

やることないのに強制残業、

などは今すぐ、戦うか、辞めるか、両方か、の決断をしてその準備を始めてくださいね。

 

ではなぜデザイナーの給料はスキルアップしてもなかなか上がらないのか。

思い当たる理由は大きく2つです。

  1. 成果物での評価が困難
  2. 長い下積み期間

 

 

「1. 成果物での評価が困難」とは

 

1枚のキャンペーンチラシが、集客できるかできないかを左右することは多々あります。

もちろん成果物には評価がつきものです。

 

では販促効果と紐付けて評価すればいいのでは?とよく言われますが、

それはマーケティング全体の話で、デザインだけでどうにかできるものではありません。

 

「チラシを作る」=「映画を作る」に置き換えて考えると、わかりやすいかもしれません。

映画が興行収入で評価されるなら、チラシは販促効果で評価されます。

「グラフィックデザイナー」=「映画監督」

と思われがちですがそれは違います。

 

映画監督=クライアント企業。チラシの目的(販促・採用等)の決裁者

助監督=マーケティング・広報・営業などの担当者

演出=ディレクター

美術=デザイナー

といったところです。

 

まずはブランディングができているか、1年のうちのどのタイミングでキャンペーンをおこない、広告を打つのが最適か、媒体の選定はどうか、などなど一貫して計画できていないと成立しません。

 

チーム一丸となって、と言うとなんだか薄っぺらく感じますが、1日広告を打つのが早い/遅いだけでも炎上することすらあり得る時代です。

 

それぞれの役割で各々が脳みそ沸騰するくらい考え、分析し、議論を重ね、選んだピースと市場のニーズがハマった瞬間に最大の効果が得られるというものなのです。

 

 

一つのデザインでできることは限られてる上に、同じ条件で比較できることなどめったにありません。

だからこそ評価が難しいとされています。

 

 

ただ、「評価が難しい=評価をしなくていい」という話にはなりません。

 

 

仕上りまあまあに3時間かける人と、すごいクオリティだけど2日かかる人。

会社としてはどちらを評価すべきか。

 

 

答えは、その会社に必要な人材。

 

1人で黙々と作業に没頭する人と、チームでコミュニケーションを取りながら作り上げる人。

会社としてはどちらを評価すべきか。

 

 

答えはやっぱり、その会社に必要な人材。

 

 

会社の方針やクライアントの傾向によって必要な人材は自然と決まっていて、

評価もできるはずなのです。

 

 

評価がされていない、という状態は

「経営者の怠慢」でしかないことがわかりました。

 

 

次に、長い下積み期間についてです。